このホームページは一般の方が目にすることを基本にしていますので、あまり専門的なことは記載できませんが、私がホワイトニング講演会で述べていることは 最初に歯の状態を調べるためにデジタルカメラで撮影し患者様とそれをいっしょにまず見ること。それが最も大切です。すると、スポット(白斑)、バンディング(横縞)などのエナメル質の元々の問題点の確認あるいは前歯の大きなレジン充填があると実際は歯髄充血などを起こしていて問題点が存在している(治療が必要と言う話ではなく、ホワイトニング施術中に痛みが発現する可能性を術前に説明できる)ことなどの肉眼ではうまく見えないことをパソコンのモニターなどを使って一目で示すことができます。
ホワイトニングの原理は歯質のうちエナメル質の状態が良好なときにホワイトニング効果が高いことを説明しています。歯軋りとかクレンチング(食いしばり)ある患者様はエナメル質がもろくなって既に薄くなっている方が多く、こういう状態だと歯を白く見せるゾーンが薄いのでなかなか白くなりにくいということが臨床経験から導かれています。歯科医師から見ると、前歯数本を肉眼でみれば「生活歯ホワイトニング診断法」によって即座にホワイトニングの予知性が示せるので、何も数万円もするような機器をわざわざ購入する必要は全くありません。