上の図は下が光の波長で4200Å以下と過酸化水素の分解の様子です。これから導けるのは4200Åを超える可視光線では過酸化水素が分解しない。つまり、フリーラジカルの生成に寄与しないということです。ホワイトニング効果が非常に低いということがわかります。この波長域の照射器でホワイトニングを行うと最短期間でホワイトニング終了し、ホワイトニングによる安全性も高まるということですから、是非山本歯科医院によるトータルホワイトニングをお勧めいたします。どれも最高度の性能を有したモデルにてオフィスホワイトニングをいたします。
コラム 「ZOOMは診療室を彩る装飾」と言われたこともありました
ZOOMで光を照射せず歯に薬剤を塗って所定の時間を経過させてホワイトニングの効果を測定した結果です。すると、薬剤のみの効果で7ランクも上がってしまいました。このような結果から、当時米国の一部の臨床医たちはオフィスホワイトニングのライトは診療室を彩る飾りだ!と揶揄したのでした。
しかし、既にオフィスホワイトニングを数多く手掛けていた私たちにとっては、確かに照射なしでもこれだけ白くなるのか!というのは改めて驚きではあったものの、光を照射すればもっと明るくなるのではないだろうか?という疑念が出ました。そこで、先ほどの光の波長域の問題から、やはり適正な光照射は必要であり、サイエンスとしてもその考え方の方が治療としてのメリットがはるかにあると認識できました。